職場の定着 その4(仕事にコミット)

皆様こんにちは~

キャリアコンサルタントの貫井(ぬくい)です。



今日は、職場の定着の4日目です。

3日前から同内容を連投しております。

このページに初めていらした方は恐れ入りますが3日前に

遡ってお読み頂きますと全体の意味が分かるかと存じます。


昨日の投稿では、企業サイドから考える定着支援のための

「長く勤めるための5つの特徴」について投稿しました。


本日は、障がい者サイドからの職場定着について投稿します。

今日の投稿は障がい者枠での求人を考えている方が対象です。



意識の変化


企業に属すると、たとえそれが障害者枠であっても当然結果を求められます、

もっと言えば自分の給料以上の働きを求められるということです。

もしかすると今までは「無理はしなくていい」「できることをやって」など

「結果にコミット」することは必要ではなかったかもしれません、

またそういったことが求められないような


「守られた状態」


であったかもしれない。

しかし、今後はお給料をいただく以上は


「ここまではやります」


とコミットする必要が出てきます。


今までとは違う、お金を得る以上の仕事をするんだ!という意識の変化が必要です。

これが仕事をする上で心の核に持っておいて欲しい土台です。



考えてみましょう


その仕事を通じて何を学びますか?

将来どうありたいですか?どこで誰と生活をしたいですか?

それは何年後に叶えますか?

その目的のために今できること、一歩前に進めることって何でしょうか?



障害者枠でずっと働かないといけないのか?



キャリアパスや給料面を考えると


ずっと障害者枠で働くのは不安だ、、とよく相談を受けます。


障害者枠でずっと働かなければいけないとは必ずしも限りません。例えばですが、企業側の方には怒られそうですが、先ずは障害者枠で働いておいて短時間勤務から体を慣らし、一日8時間、週40時間例えばですが働けるように体を整える。

体を整える中で「ありたい自分」を真剣に考えてみる。

おぼろげでも決まったら

障害者枠で働きながら、時間があるうちに勉強、必要であれば学校に行き資格を取る、

そして時が来た!と思えたら障害者枠ではなく一般雇用を目指す。

障害者枠で働いている間に自分探しをしてもいいんです!!



節目



なにかの終わりは、なにかの始まり、これはある心理学者が言った言葉です。

そして終わりから始まりに移行する間には「考える」「整理する」といった間(ま)があります。

体調を崩してあなたは不本意でも仕事を辞めてしまったかもしれない、でもやめたことをきっかけに自分の人生、本当にやりたいことを考える今、間が人生から与えられたのかもしれません。今はじっくり体調を休め、有りたい自分を考え、次の始まりに向けてゆっくりと歩みを進めていきましょう。


最後に私の好きな偉人の話をして本日の投稿を終えたいと思います。


フランスの偉人ルイ・ブライユ。彼は幼い頃に両目の視力を失いましたが、その後に現在の主流になっている六点式の点字を開発しました。彼はこんなことを言い残しています。


私は全ての目の見えない人のために仕えるのです。


両目の視力を失った、その後彼は人生を問い、

与えられた使命を感じ、そして点字を開発しました。


「何かの終わりは、何かの始まり」。今の節目の時期をどうか大切に。


今日はここまで。

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