皆様、こんにちは~
キャリアコンサルタントの貫井(ぬくい)です。
障がい者就労支援を通じて、あなたの課題を解決します。
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先日、企業内カウンセリングで都内某企業様に訪問。
数名の従業員様にカウンセリングを行った。
今回のカウンセリングにおいて数名の方から共通のお悩みを頂いた、それは
ケンカの回避の仕方。
夫婦ゲンカ、親子ゲンカが絶えない。
なんとかしたいが・・どうすればいいのか・・
ある従業員さんは家族に対する怒りやイライラといった感情のコントロールの問題を抱えてみえた。よく夫婦ゲンカになる、と。
人は、無駄だとわかっていること、徒労感で終わると分かっていることを繰り返す習性がある(夫婦ゲンカや親子ゲンカなど)相手を支配してやろうコントロールしてやろう、自分のことを分かって欲しい!とい思いが根底にある。そして、そのケンカにはパターンがある。いつも○○のことで嫁さんとケンカになる、そのケンカは△△から始まるなど。実は、ケンカをする対象、目的はそういくつもない。ケンカの回避方法としてそのケンカのパターンを変えてやることでケンカに発展しないようすることができる。
以下具体的に書いてみる。
①どんなことでケンカになるのかを思い出しノートに書く。
例 ○○でケンカになる
②①のケンカに発展する際のパターン、流れを書く
例 朝、新聞を読みながらご飯を食べる→妻から話しかけられる→新聞に集中しつつ適当にうなずく→妻が聞いているのか!?とイライラ→新聞に集中しつつ適当にうなずく→妻、激昂!→うるさい!→ケンカに発展
③②のケンカに名前、タイトルをつける(人は名前をつけることで意識することができる)上の例であれば「新聞ゲンカ」など名前をつけてみる。
④②でノートに書いたパターンを書き直す②のパターンであれば奥様から話しかけられたら新聞を横に置き、きちんと会話をするなどケンカに発展するいつものパターンを変えてやることでケンカを防ぐことができる。
以上がカナダの精神科医エリックバーンのゲーム理論を元にちょっと貫井がアレンジしている方法。いつも口喧嘩が絶えないという方でも①のどんなことでケンカになるかをノートに書くと意外とケンカになることが少ないことに気づく、3,4種類とか。それぞれのパターンをちょっと変えてやる。そして名前をつけてやれば普段から意識することができる。ケンカになる前に「このまま行くと新聞ゲンカに発展する、パターンを変えよう」となる。
上記はあくまでひとつの例であるが、今回のカウンセリングにおいてケンカを回避したい、という方に上記方法を提言、課題としてお伝えした。
親子ゲンカ、夫婦ゲンカ、兄弟ゲンカなどなど繰り返し疲れている、なんとかしたいと思われている方。
ノートにまずはどんなことでケンカに発展するのかを書いて見る、次にそのケンカに発展するパターンも順番に書いてみる。
最後にそのパターンのどこを変えられるかを考え、違うパターンに変える。それによってケンカは回避できます。
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