皆様、こんにちは〜
キャリアコンサルタントの貫井(ぬくい)です。
障がい者就労支援を通じて、あなたの課題を解決します。
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押入れに入れていた溜まった本を出し年に一度の整理を行う。
「あぁ、この本懐かしい!あったなぁ!」と本を開き本を買った当時の状態などを思い出しつつ1ページまた1ページと読み進める…掃除が終わらない…
この新約聖書も押入れにしまい込んだ本のうちの1冊。
この聖書は僕が中学二年生ぐらいの時に当時片思いだった10歳上の方から頂いたもの。あれから27年、まだこうして大事に持っている。
その女性に誘われてキリスト教(プロテスタント)と出会い、その方と少しでも同じ時間を過ごすための「口実」として一緒にボランティアにも参加。そのボランティアがホームレス支援、週一で路上生活者におにぎりを配って回った、地元、福岡県北九州市。
多くの路上生活者と出会うたび、お一人お一人の人生に触れるたび、浮ついた思いではじめた活動がいつしか本気になった。
そして、そこで出会った牧師さんから言われた言葉「週に一度おにぎりを配っても意味がない、彼らに必要なのは仕事だ」これがなんだか心に残り、そこから障がい者支援、現在は、国家資格キャリアコンサルタントを取得して障がい者の就労支援や企業に訪問、従業員様にカウンセリングを行なっている。
全てがこの聖書から始まったと言うと少しオーバーだろうか。この聖書をもらわなければ、片思いの方と出会えなければ、そして「彼らに必要なのは仕事だ!」と聞いていなければ…
来年からは、ご縁を頂き、発達障害者支援センターの相談員となることが決まった。
長い人生の中で起こる出来事、点と点が線となり繋がる瞬間、意味をなす瞬間、あの出来事があったからこそ今がある。
人は過去を悔やみ今を憂う、しかし神は未来にその計画を持っている。大事なのは良いことも悪いことも全部ひっくるめて、必要だから起こっている、偶然ではない。次のステージに登るため、将来誰かを助けるために経験をしておかなければいけないこともある。なぜその出来事が自分に起こっているのか、この経験から何を学べるのか。
精神心理学者のフランクルはかつてこう言った。
何かがあなたを待っている。
誰かがあなたを待っている。
だから、人生に意味はあるのかと嘆き悲しみ怒りの中で問うのではなく、人生から我々が問われていることは何かを考えていかなければならない。
今、私は人生から何を問われているのか。
この聖書は、自分の決意であり想いでもある。
今後も大事にしたい。
Good news
New Testament
まさに、「良き知らせ、新しい証」である。
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