皆様、こんにちは〜
障害者職業コンサルタントの貫井(ぬくい)です。
就労支援を通じて、あなたの課題を解決します。
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中学生に向けての講義を行った。
点字ブロック開発者である三宅精一を題材に彼の生き方、考え方を伝えた。参加者は4名と教員を目指す大学生が3名、先生が1名。大学生には必要に応じて子ども達をサポートして頂いた、感謝!
偉人の成し遂げようとした目標(点字ブロックを日本国中に敷設する!)それが中々認められず私財を投じて点字ブロックを各地に寄贈し続ける。
注文も入らない、問い合わせも入らない。
諦めよう…そう思った時、友人の一言が精一を勇気付ける。
諦めよう…そう思った時、友人の一言が精一を勇気付ける。
「石の上にも6年」
正しくは、石の上にも3年だが友人は「障害者福祉はその倍の時間がかかる」として石の上にも6年と言った。
6年もの間、全国を周り点字ブロックの有用性を説いていった。
6年もの間、全国を周り点字ブロックの有用性を説いていった。
そして、迎えた6年目。
精一は点字ブロックを寄贈し続けたが無情にも注文どころか問い合わせすらない。
もう辞めよう…
私財も底をつき、諦めようようとしたとき、弟の三郎が優しく精一に言った。
「ここまでやってきたんだ、もう少し続けよう!」
そして、翌年…東京都から一本の電話が入る。
「視覚障害者のために10,000枚の点字ブロックをお願いしたい、力を貸して欲しい」
このあと全国に点字ブロックは広がり今では世界75カ国で点字ブロックは普及している。
もし、精一が諦めていたら点字ブロックは普及していただろうか?もし、あなたが精一だったらどうするか?一緒に悩み考え「疑似体験」を行った。
子ども達の真剣な表情、僕だったら私だったらと自分ごとに置き換え考える。
2時間の講義の中で、子ども達の成長が見て取れ、嬉しかった。
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