伝わる、退職理由

退職理由は「過去」「現在」「未来」の順番に前向きに伝える



「前職を退職された理由はなんでしょうか?」

退職理由は面接で必ず聞かれる質問です。

これに対してどう答えるかは合否の判断に大きな影響を及ぼします。

この退職理由をどう答えるか、中々悩みどころ。

「あの人の責任で私は辛い目にあった」

「自分の障害が理解してもらえなかった」

「仕事が大変でウツになった」

などなど。

色々な理由で退職に至ります、が、退職理由をストレートに言うことで不採用になるかもしれません。

では、どうするか。今日はそんなお話です。


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ありのままを伝える


障害者採用において企業側も勉強しています。

面接官は、あなたの障害特性により業務に影響があり、それによってうつや不眠、人間関係がうまくいかなかったのだろう、とある程度の理解はしています。

ですので、下手に嘘を付いたり、何かを隠す必要はありません。ありのままのことを伝えてください。

ただし、「あの人の責任で」「あの人が酷くて」などと後ろ向きなことをストレートに言うと


「あぁ、また同じ状況になった時に辞めるのかな」


と思われてしまいます。


伝え方のポイント


過去から〇〇を学び、現在は〇〇の状態、未来のために〇〇したい(なりたい)と前向きに伝えましょう。

過去、現在、未来で伝えます。

退職理由の伝え方.png


例文(個人が特定できない程度に編集)

ADHD 30代 男性


syukatsu_mensetsu.png

(どうして前職を辞めたのですか?)

うつになり退職に至りました。

当時私はアルバイトの身ではありながら開店から閉店の鍵閉めまでを行い、新人研修なども任されていたため実質社員以上の仕事をしていました・・・誰かが急遽休んだ時は呼び出されていたため365日休みなしで働きっぱなし、月に100時間の残業を5年間行った結果、うつになりました。

当時は、誰かに相談するということをせずに、ただ好きだった飲食業を我武者羅にやってきました・・自分で判断するのではなく、人に相談するということが大事だとその経験から学びました。


今は、定期的に相談をして第三者の意見を聞くことができるようになりました。移行支援事業所に通っている2年間で調もすっかり良くなり、睡眠もしっかりとれ服薬の量も減っています主治医からも「いつからでも働けるよ」と言われています。



今後も、やっぱり好きな飲食業で大好きな料理を学び、来てくれたお客様に喜んでもらうことをやっていきたいと思っております。



面接官が知りたいのは、あなたが過去の出来事をどう捉えて、何をそこから学んで、今後どうしていきたいのか?一緒に仲間として仕事をしてもらえるほど体力は回復しているのかです。


上記例文で言えば、人に相談せず、ただ我武者羅にやってきた。その結果がうつなどの二次障害をおこしました。

ですが、彼はそこから人に相談するという「相談スキル」を身につけました。

現在は体調も安定し、好きな飲食業で元気に就労しています。


yaruki_moeru_businessman.png

勇者は相談スキルを身につけた。

身の守りが50上がった。



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以下、整理してみましょう。


①退職に至った理由はなんでしょうか?(過去) 

②①の退職理由からあなたが得たスキル、学んだことは何ですか?(学んだこと)

③現在のあなたの体調はどうですか?(現在)

④今後、あなたはどうしていきたいでしょうか?(未来)


この質問に備えましょう!!


「また、同じ状況になったとき、あなたはどうしますか?」


この面接官の質問にあなたがどう答えるかが採用不採用を左右するポイントです。

この質問をされた時に、しっかり面接官の目を見つめ答えられるのか、「あ、いや、、えっと」と焦ってしまうのか。

しっかり答えられれば、「過去から学んで、新たな一歩を踏み出そうとしているんだな」と思ってもらえますし、答えに窮するようであれば「過去から学びを得ていないのか、、また同じ状況になれば退職するのかな・・」とあなたの言動から面接官は脳内変換します。


例文の男性はこう答えました。

「また、同じ状況になったとき、あなたはどうしますか?」

はい、定期的に相談に乗ってくれている支援者がいますので、先ずはその方に相談します。以前は言われるがままに仕事をして失敗しましたので第三者に相談し自己判断しないようにします。また、同じ状況になったとしても前のようにはなりません!


退職理由がネガティブに伝わってしまう方は、過去、現在、未来から一度整理してみましょう。


転職エージェントを利用してみる

キャリアコンサルタント.png


退職理由がどうしてもネガティブに伝わりがちな方は、転職エージェントを利用することを検討しましょう。
専門の相談員があなたの過去の出来事を整理しポジティブに伝えるように手伝ってくれます。
一人で悩んでいる方は、人に相談する、プロに聞いてみることで一歩進むことができます。



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