障害者トライアル「併用」求人の「併用」は企業側があなたの採用に際して、正規雇用にするかトライアル雇用から始めるのかの違い。
ハローワークインターネットサービスでトライアル雇用を探すときに「併用」と書かれた案件があることに気づいたことはないだろうか?併用と書かれているので何かと何かが併用されていることは分かるが、さて具体的に何が併用されているか理解している方は少なくない。
参考
「障害者トライアル雇用」って何?⇒「チャレンジ雇用とトライアル雇用の違い」
先ず、イメージしてもらうためにハローワークインターネットサービスのサイトから「併用」求人を見て欲しい。
これは、東京都内の障害者トライアル雇用で検索した結果(実際の見方はこちら)
見ると分かるように「併用求人」であることが理解できる。
障害者トライアル併用求人とは?
正規雇用とトライアル雇用の「併用」求人である、ということ。
企業は、応募者が十分な経験、知識があると判断した場合は、最初から正規雇用で採用し、一方で未経験などでお試し期間を入れて「見極めたい」と考えた場合は、数か月間のお試し期間を設ける。
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企業が、併用求人にするメリットは、正規雇用もトライアル雇用もどちらも一つの求人票に掲載できること。応募者のメリットは、未経験であればトライアルから、経験者の場合は企業の判断で最初から正規雇用される可能性があるということ。
「併用求人」で応募する場合はあなたが応募する職種の経験者であれば正規雇用から採用される可能性が未経験者であればトライアル雇用から採用される可能性があるということになる。また、あなたが経験者だと認識していても企業側が「その経験では足りない」と判断する可能性があることも併せて分かっておきましょう。
例えば、一般事務を10年以上やっていました、という方の併用求人の場合は経験年数だけで考えると最初から正規雇用されるかもしれません。
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