障害者雇用の課題からみえる、攻め方

採用で企業が抱える課題として75.3%が「会社内に適当な仕事があるか」が分からない、分からないから試行錯誤の中、募集をかけている。であるならば、あなたのやりたいこと、できることをアピールしてみよう。






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厚生労働省が5年に一度、調査を行っているのが障害者の雇用実態調査。今回は「平成30年度障害者雇用実態調査」から垣間見る、企業の障害者採用に関する本音とその本音であり障害者採用に対する不安感を応募者である私たちがどう安心感に変えていくのか、採用に繋げていくかを考えてみたい。

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障害者雇用上の課題


障害者雇用実態調査の統計から企業が考える「障害者雇用上の課題」として、69.5%が何かしら雇用をする上での課題は「ある」としている。課題として回答されたものの中では、「会社内に適当な仕事があるか」が75.3%と最も高く、次いで「障害者を雇用するイメージやノウハウがない」が52.9%、「採用時に適性、能力を十分に把握できるか」が39.6%と多くなっている。

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厚生労働省「平成30年度障害者雇用実態調査」から引用。



ちなみに、「障害者雇用に当たっての課題」として他の障害種別もみてみると、身体、知的、精神、発達障害者ともに、「会社内に適当な仕事があるか」が最も多くなっている。(身体障害者 71.3%、知的障害者 74.4%、 精神障害者 70.2%、発達障害者 75.3%)





実際、私が障害者雇用の開拓のために企業に営業活動をやっていたときに企業側からよく言われたのは

・どんな仕事をお願いすればいいのか分からない
・どんなサポート、配慮をすればいいのか分からない
・何かあったときに対処の仕方が分からない
・自分の周りに障害者がおらず、障害者自体が分からない(分からないから不安、不安だから障害者雇用が進んでいない)

上記四つは毎回言われたが、特に「どんな仕事をお願いしたらいいのか」「会社内に適当な仕事があるのか分からない」と多くの人事担当者が課題として感じていた。


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障害者枠での攻めどころ


前述の通り、障害者雇用を進めようとはするものの、実際問題どんな仕事をお願いしたらいいのか分からない、分からないから「多分こういう仕事だったらやってもらえるのではないだろうか、お願いできるのではないだろうか」と考えて募集をかけている。つまりは「どうかな~」「お願いできるかな・・」と暗中模索。この仕事をお願いして障害者雇用がうまくいけばその業務をこれからも応募をかけよう、うまくいかなければまた考えようと試行錯誤を繰り返しているのが現状。

なので、あなたから

「こういう仕事ができます」
「こういうことやってみたいです」

などと自分からアピールしてみましょう。

あなたのアピールを聞いて「そうなんだ、そういう仕事ができるんならあの部署のあの仕事をお願いできるな」と企業側も判断してくれるかもしれませんし、75.3%の「会社内に適当な仕事があるのか分からない」と考える企業側にとって応募者から「こういうことができます」と言ってもらったほうがお願いできる仕事の幅が広がるので採用の確立があがるかもしれません。

以前お世話になったある特例子会社さんは「何の仕事が合っているのか分からないから、とりあえずいくつかの部署に行ってもらおうと考えています」と「部署回り」を障害者枠で取り入れていた、本人に合う仕事が見つかることも多く取り組みとしては歓迎できるものだが、中々他の会社では「部署回り」をしてもらうというほどの余裕がないかもしれない。

なので自分からアピールすることは大切!

悩める企業側のためにも、障害者枠を強気で勝ち取るためにもあなたの想いをぶつけてみて下さい。





引用:厚生労働省「平成30年度障害者雇用実態調査」



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