面接官に伝えることは「会社の将来性」ではなく「あなたの将来性」会社に入って何がやりたいのか?何に貢献できるのかを伝える
面接のときに必ず聞かれるのが、「志望動機」
多くの方が何て言えばいいかと悩む。
面接官はあなたの「本気度」をあなたが発する志望動機から判断しようと思っています。
この志望動機が「御社の将来性にひかれ・・」、「御社の商品が好きで・・」や「御社の社会貢献がとても素晴らしいと・・」などどこの会社でも言えそうなものであれば、面接官は残念ながらあなたの本気度を疑うことになる。それだけに志望動機は重要。あなたの想いがしっかり伝わるようにしましょう。
では、志望動機で何を伝えるべきだろうか?
面接はあなたという「人財」を企業に売り込むこと、「私はあなたの会社に貢献できる、私を採用しないと損しますよ」というぐらいに自分を売り込むこと、アピールすること。ここを伝えたい。
自分自身をアピールすることが大切、これが意外と理解されていないように思う。
自分自身をアピールする必要があるので「企業の将来性」ではなく「自分の将来性」でないといけない。
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「自分の将来性」をどのように伝えるか?
志望動機を聞かれて「人と接するのが好きだから」「御社は完全週休二日制で労働環境も良く・・」などと答える人がかなりいる。が、これらは「自分の将来性」ではないので残念ながら的外れとなる。
伝える内容は「その会社に入って何をやりたいのか?」「何ができるのか?」
「今まで自分はこういう仕事をしてきて、こういう結果を出してきた、今後はこの経験を生かして御社では〇〇をして貢献していきたい」この流れで面接官に伝える。
「自分はこの会社に入ってこういうことをやりたい、それは御社にとってプラスです。だから私を採らないと損ですよ」とアピールする。あなたの「これからやりたいこと」が会社の利益につながりそうだと面接官が判断すれば、会社はあなたを採用してくれる。


面接官が重要視しているのは「あなたの将来性」、入社後何が出来るのか、何をしたいのかを志望動機から聞きたい。「人と接するのが好き」などはあなたの将来性のアピールとはならない。
ワーク 志望動機の材料を整理しよう
以下3つから志望動機の材料を用意する。考えてみよう。
- 企業を志望する理由(なぜ、その会社?)
- 1の根拠となるあなたの「経験」や「能力」「資格」など
- どんなことをして会社に貢献したいのか
上記、「理由」「経験」「貢献」この3つのキーワードに入れて面接官に伝えることが出来れば、相手の心に響く志望動機になります。
併せて読みたい「障害者雇用の課題からみえる、攻め方」
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志望動機の例
「弊社を志望した理由を教えてください」
【営業事務】
「御社を志望した理由は、5年間行ってきた営業事務の経験と知識が御社で生かせると思ったからです。前職では電話応対、経費計算、伝票入力、出張の手配などを行っておりました。また、エクセルを使用し顧客管理やワードを使って文章作成を行い、MOS資格も取得しました。今までの経験、知識を生かし御社に貢献したいと思います。また、発達障害者の雇用に積極的な御社で長く安定して働きたいと思っています」
【カフェ店員】
「御社を志望した理由は、3年間行ってきたカフェでの接客業の経験と知識が御社で生かせると思ったからです、前職では接客、調理、ドリンクづくり、清掃を行い、エクセルを使用し売上管理、ワードを使って文章作成を行ってきました。接客が好きで販売士1級も取得しております。また、前職では特例子会社でのカフェ業務であったため私以外にも発達障害を持った方が就労しておりましたが、その方々の指導も任せられ行っていました。今までの経験、知識を生かし御社に貢献したいと思います」
面接官「この人はカフェでの経験の他に発達障害者の指導経験もある!将来、他の発達障害者のマネジメントを任せることが出来るかも」と「あなたの将来性」を売り込むことが出来ます。
面接官に伝えることは「会社の将来性」ではなく「あなたの将来性」会社に入って何がやりたいのか?何に貢献できるのかを伝えましょう。
転職エージェントを使ってみよう
一人では中々うまく就職活動が進まない、面接での志望動機が分からない!という場合は、一人で悩まずに転職エージェントを活用してみましょう。キャリアコンサルタントや経験豊富なスタッフがあなたに合った志望動機を一緒に考えてくれます。また、多くの求人情報の中からあなたに合った求人の紹介をしてくれます。悩んで一歩も進まないのであれば、まずはエージェントに頼ることも選択肢の一つです。
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