「君は発達障害じゃないのか?病院に行きなさい」学校や就労の現場で起こる安易な「ラベリング」、そのラベリングはどうして起きるのか?
対象読者 主に学校の先生などの教育者、親など保育者、発達障害を持っていると思われる部下をお持ちの方、支援者など
発達障害病「発達障害の当事者に濡れ衣をかぶせる人々」
— 発達障害の情報箱 (@2030mirai) June 9, 2020
小学校の先生にも大勢いるよね
社会人にも大勢いる
もう一段階進んで、「発達障害か否かも知らないのに、気に入らない人に発達障害のレッテルを貼りたがる病」の人も日本には大勢いる#発達障害病 #発達障害あるある #発達障害 #レッテル
学校の先生や会社の上司が「あなたは発達障害ではないか?病院に行きなさい!」と言う多くの場合が自分の「教えるレベルの低さ」を生徒や部下のせいにしたいだけ。
「君は発達障害だ」この言葉の裏には「自分の教え方には問題ない、理解できないのはこの子のせいだ、発達障害だからだ」と思いたい。その方が心理的に楽だから。
生徒や部下が「何かが出来ない」という事象があったときに気を付けないといけないことは、その原因を自分の物差し、物の見方、捉え方、価値観で勝手に決めつけないということではないか。
何かが出来ない、その事象があったときに考えるべきことは出来ない理由は何か?ということ。
その理由によってあなたが行うべきアプローチが異なってくる。
- やる気がなくてやらないのか?
- 自分の伝え方、教え方がこの子に合っていないのか?
- やっていることが理解出来なくて、やれないのか?
- 親がけんかしている、家庭内がうまくいっていないなどプライベートに問題があって、それどころじゃないのか?
- 体調が悪くてやりたくてもやれないのか?
- そもそも興味がないのか?
- やりたいと思っていても、やれるだけの能力を持っていないのか?
- 発達にアンバランスさがある可能性
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今パッと考えただけでも上記の「やれない理由」が考えられる。
出来ない事象から以下考える
- やる気がないのであれば、なぜやる気がないのかを探る必要がある。個人面談からやる気がない理由を確認する
- その子の「分かる」を先ずは分かる必要がある。たとえを入れる、言葉を変える、視覚的に伝えるなどなど、その子がどうやれば分かるか
- 理解出来ていないのであれば逆にどこまで理解できているのかを確認、理解できていないところを再度口頭若しくは視覚的(文章など)に伝える
- 必要に応じて支援者、支援機関を教える。学校であればスクールカウンセラーを紹介する。
- 体調が悪いのであれば、大事をとって帰らせる、それこそ病院に行ってもらうなど対応が必要
- 興味がなぜないのか?何に興味を持っているのか?
- やれるだけの能力がない場合は二つの考え方が必要。今は能力がなくても「訓練」すれば出来るようになるのか訓練しても「与えられている機能」から出来ないのか。前者であれば必要な訓練を行う。後者であれば、本人との面談によって支援者支援機関を。
- 発達にアンバランスさがある場合は、本人や学生であれば親などの保育者と面談(スクールカウンセラーにも相談)本人も困り感、生きづらさを感じている、どうにかしたいと考えているのであれば病院にいくことを選択肢の一つとして伝えてもいいかもしれない(病院は精神科よりも「心療内科」の方が心理的はハードルは低い)
上記のように出来ていない事象を探り理由を確認、その理由により対応を変えていくことが必要。出来ない理由を捉え間違えると支援、教える方向性を間違える可能性が出てくる。
出来ていない事象イコール「お前は発達障害じゃないのか?病院に行け!」はあまりに乱暴すぎる、人権を無視した暴言、言葉の暴力ではないか。安易なラベリングが言われた本人にどれだけ苦痛を与えるか。
発達障害が良くも悪くも知られている。広く認知されること自体は大変喜ばしいことと思う反面、誤解や偏見も広がっているように感じる。ニュースなどで発達障害を聞いた情報の受け手が障害の特性を知りより理解が進むのであれば良いが、一方で受け手が「普通じゃない、何か異質な自分とは違う存在」のような受け取り方をすると「あの人発達だよね、ゼッタイそうだよ」のような容易で差別的なラベリングが起こる。
安易なラベリングはしない。教育者や保育者は上記の主に8つほどの理由を一つ一つ検討していき、必要な支援を行っていく。
できないイコール「発達障害かもしれない!」ではない。
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