しんどさや苦しみをずっと繰り返し思うのではなく、視点を変えて誰かを喜ばせること、幸せにすることを考えてみる。
質問箱から届いた「公開質問」 40通目
「生きているのがしんどいときってどうしていますか?」
以下私の回答。
生きているのがしんどい時ってありますよね。そんなときは「Chanege the focus 視点を変えること」が大切です。
心理学者のアルフレッド・アドラーはその著書でこう言いました。
アルフレッド・アドラー
「苦しみから抜け出す方法はたった一つ。他の人を喜ばせることだ。自分に何ができるかを、それを実行すればよい」
多くの悩める方がアドラーのもとを訪ね相談をしました。
「どうすればこの苦しみから抜け出せるのか?」
アドラーはこう答えました「他の人を喜ばせることです。自分に何ができるだろうか?どうすれば他の人に喜んでもらえるだろうか?と考え、それを行動に移すことです。そうすれば、悲しい思いや不眠はなくなり、全てが解決するでしょう」
生きているのがしんどいって気持ちがあるときは、そのしんどい気持ちや事柄に思いがフォーカスしています。ずっとしんどいと頭の中で思いを反芻(はんすう)されて鬱状態や不眠になる人もいます。
今フォーカスしている「しんどい」ことから視点の向きを変え、他の人を喜ばせることにフォーカスを合わせてみませんか。人を喜ばせる、幸せを与えることが不安な気持ちから平安な気持ちへ変えてくれます。
先ずは、小さなことで良いです。
例えば、道に落ちているごみを拾ってゴミ箱に捨てる、お年寄りに席を譲る、宅配に来たお兄さんに「いつもありがとう」「毎日暑いですが、体は大丈夫ですか?良かったら・・(オロナミンCを渡す←これは私がやっていること)」他には何かのボランティア団体に思い切って属してみてもいい、犬猫の保護団体や子どもの権利擁護の団体、子ども食堂のお手伝い等々なんでも。誰かに喜びを与えることが出来ること。
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誰かを喜ばせ、感謝の言葉をもらうほど幸福感を感じます。視点がしんどいことに向けるのではなく「誰かを喜ばせること」に向いていればしんどいという思いは限りなく少なくなります。
また、視点を変えることの大切さを説いた方で思い出すのは、鉄鋼王のデールカーネギーです。
デールカーネギー
彼の著書「道は開ける」の中でこんな内容がありました。
『自ら命を絶とうとした女性が最後の祈りの場として教会に立ち寄りました。そこで4歳ぐらいの女の子と出会いました。その子は愛くるしい瞳で女性に話しかけ、女性と女の子は仲良くなりました。時間がたち別れ際に女の子が最後に言った言葉が女性を勇気づけ、自殺を思い留めることになりました、それは「また、会いたい」という言葉です。その言葉により女性はこんな自分でも必要としてくれている、と感じ自殺を思い止めました』
女性はしんどいことに思いをフォーカスして苦しんでいましたが、女の子と遊び「あなたとまた会いたい、あなたが必要だ」と言われたことによって視点が変わりました。
さらには催眠療法で有名なミルトン・エリクソンの話も視点を変えることの大切さを雄大に語っています。
ミルトン・エリクソン
彼のもとに「死んでしまいたい」と若い女性が相談に来ました。エリクソンは「死にたいという気持ちは否定しないが、どうせ死ぬのであればあなの貯金を全部使って買ったことがないような服を買いなさい」とアドバイスをしました。
実際に購入した女性に今度は「その服を着て町を歩きなさい」とアドバイスをしました。
女性はエリクソンが言うとおりに新しい服で町を歩きました。
町から帰ってきた女性にこう質問しました「歩いてどうだった?」
女性は「たくさんの人が私を綺麗だと言ってくれました、、、ちょっと嬉しかったです」
「では、パーティーに新しい服を着ていきなさい」
パーティーから帰ってきた女性は照れながら言いました、「あの、先生私、、男性からデートに誘われたんです!」
「それは良かった!!そういえばあなた自殺がどうこう言っていましたが?」
「いえ、私生きたいです!」
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アドラー、カーネギー、エリクソンそれぞれの言い方、切り口はありますが共通しているのは「Change the focus 視点を変える」ということです。
質問者さんがかかえる問題がどれぐらいのものかは分かりません、ですが、一旦視点を変えて誰かを喜ばせること、幸せにすること、それによってあなたが向いていた視点が変わり一転しんどさから喜びに変わるかもしれません。
親や兄弟、友人、知人、上司や同僚、ご近所の人、配達のお兄さん、コンビニの店員さんなどなどあなたが普段関わる人の中から、ちょっとだけ喜びを与えてみませんか。
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③ 7月16日(木)18時~
④ 7月24日(金)18時~
⑤ 7月28日(火)18時~
7月分は既に全日程のご予約を頂きました。ありがとうございました。
面談希望の方はまた7月初旬に8月分の予定可能日程をブログ、若しくはTwitterで周知しますので、ご連絡ください。
また、何か理由があり急いで面談を受けたいという方は、個別に相談に乗りますのでお問い合わせください。
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