「かけら」はみんなが持っている、そのかけらが仕事やプライベートで支障が出て障害になっているのであれば環境を調整することを先ずは検討することが望まれる。
「症状があって社会生活に支障をきたせば障害ということになりますが、社会生活上に困り感がなければ障害はない。大きいか小さいかは別として『かけら』はみんなが持っている。多分誰も白ではない」児童精神科医 平岩幹夫
ADHD,ASD,LDとそれぞれの障害特性があるが,その特徴が大きいか小さいかの違いだけで障害特性、『かけら』は誰しもが持っていると思う。そのかけらが生活に支障を与え障害となっているのであれば環境調整を検討する。
スポンサーリンク
障害は「個人」と「環境」の相互作用
多くの場合、個人を努力や根性で変えようと強いるが先ずは環境を変えることを考える。
例えば、大人の発達障害者でコミュニケーションに難があり、転職を繰り返している40代の方が私に相談に来られた。
「自分は人とのコミュニケーションが難しい、コミュニケーションが出来るようになれば仕事も続けられると思う・・・」
彼の履歴書には10ほどの職歴があり全てが同僚上司とのコミュニケーションが原因で退職に至っている。
ゆえに彼は「人とのコミュニケーションさえできれば仕事が続けられるのに・・・」と思っている。
彼のように考える人は少なくない、自分の持っていない能力、スキルを磨けばきっとうまくいくと。
「個人」を変えようとすることを否定はしないが人は簡単には変わらない、特に与えられた機能として先天的にその能力を与えられていなければ特に困難を極める。
個人を変えようとするのではなく「環境」を変えることを優先する。当該相談者には環境調整を提案。人とのコミュニケーションがあまり必要のない軽作業系を提案し今そういった仕事に就いている。また、転職を繰り返し失った自信を少しずつ取り戻しつつある。
「かけら」はみんなが持っている、そのかけらが仕事やプライベートで支障が出て障害になっているのであれば環境を調整することを先ずは検討することが望まれる。
転職エージェントを使ってみよう
一人では中々うまく就職活動が進まない、志望動機も書けない!という場合は、一人で悩まずに転職エージェントを活用してみましょう。キャリアコンサルタントや経験豊富なスタッフが多くの求人情報の中からあなたに合った求人の紹介をしてくれます。志望動機や他書類の書き方もしっかりと教えてくれます。悩んで一歩も進まないのであれば、まずはエージェントに頼ることも選択肢の一つです。
ココルポ―トの就労移行支援サービス
2019年12月時点で、首都圏(1都3県)で42事業所、福岡に1事業所展開!
Cocorportでは90種類以上の多種多様なプログラムを提供しています。
特に、就職後の安定した職場定着を見据え、
コミュニケーションスキルやストレス耐性を身に付けるトレーニングに力を入れています。
プログラム参加を通じてご自身の強みや課題を見つけ、訓練することができます。
LITALICOワークスの就労移行支援サービス
就労移行支援LITALICOワークスは、全国に80か所以上!障害のある一人ひとりを理解し、その人にあった目標やペースで、就職までの道のりをサポートし、その人が安心して職場で活躍できるように関係機関と協力しながら支援します。これまでに 6,000名以上の方の就職をサポートしてきた実績があります。
働くことに悩んでいる障害のある方へ。障害・就職のこと、一人で悩んでいませんか。
まずはお気軽にご相談ください。就労支援のプロが悩みや不安を伺います。
まずはお気軽にご相談ください。就労支援のプロが悩みや不安を伺います。
スポンサーリンク
この記事へのコメント