ASD児者は「好き」が増え辛く、逆に「嫌い」が増えやすい。昔に経験した嫌なことがついさっきあった体験のように思い出され本人は苦しみを抱えて生きている場合も。
ASD児者の傾向として「好きなもの」が増え辛く「嫌いなもの」が増えやすいことがあげられる。
記憶力が良く、一回嫌な思いをした場所、失敗した経験、酷いことを言ってきた相手はよく覚えている。
結果的に行きたくない場所、関わりたくない人、やりたくないことなどが増えやすい。
ずいぶん昔に経験した嫌な出来事を「ついさっき起こった出来事」のように思い出す方も多く、その事象を精神病理学の内藤美加は「心的時間移動(心的タイムトラベル)」と言い、ASD児者はその特性を持っている場合が多いと示唆。
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実際、大人の発達障害者の面談を行っていく中で
「親から〇〇と言われて、すごく嫌だったんです」
「上司から〇〇と怒られて、それ以来やる気が・・」
などと言われることが多い。
最近あったかのように話すのでこちらも確認で「それはいつ言われたのですか?」と質問すると
「親から言われたのは20年前の小学2年生ぐらいです」などと言われることも。
(; ・`д・´) めっちゃ前やん!!
しかも、その時の嫌だった感情、温度感が全く下がらず今に至る場合が少なくない。
面談中に時系列がバラバラで話されるので私が混乱することもある
ASD児者は、「記憶力が良い(特に嫌な出来事)」がそれは忘れるのが苦手ということ。
特に嫌な経験、出来事を中々忘れてくれない。
そういった意味では、「忘れる能力が障害されている」とも言えるかもしれない。
参考 内藤美加(2016)「自閉症スペクトラム障害の認知発達的研究ー記憶の発達と心的タイムトラベルー」
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